身体と心の有り様について

からだの有り様と、こころの有り様は似ている、とこの歳になって気づく。 私の場合は「把握があいまい」ということ。

仕事で特に問題となるのだが、あいまいに把握してわかったつもりでいる、もしくはそれで十分だと思っていると後から足をすくわれる。 それを懲りずに何度も繰り返している。意識すればできなくもないのだが、よほど意識しないとまた同じことになる。

そして実際に「ものをつかむ」という動作も苦手なようだ。 だからしょっちゅうものを落とす。こぼす。運が悪いとそのためにものを壊す。 相方からは病に近いとまで云われている。

それが自分。そう分かることが歳を取る良さなのかもしれない。