またまた花屋のお話。 上得意のお客さんの中に、アカシさんという方がいた。 年の頃は60歳前後だったろうか。銀座のクラブのママさんだ。色白、細面のきりっとした美人。 髪をまとめて紬の着物を着たアカシさんが急ぎ足で来ると、店の中に緊張が走る。 手に…
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